2019/05/22 (Wed) 19:04:37 ◆当時、パリからヴェルサイユまで馬車で4時間/薔薇ヴェリその1

かかったらしいですよ。片道4時間て、私は通勤片道1時間45分でもいっぱいいっぱいです。

久しぶりのブログ更新。いきなりなんのことかといいますと、実は最近「薔薇に隠されしヴェリテ」というゲームにはまっていました。約一ヶ月半、クリア目指してひたすらプレイ。ようやくトロフィーコンプリートしました。……むちゃくちゃ長かった。

2016年9月に発売されていたゲームを、なぜ今更？
発売前に気になるゲームだったのですが、当時はたぶん忙しかったのでしょう。ピリキュー発売後に本を出してますし(過去ブログから推察)。
数年前にアニメのベルサイユのばらを観ていたので気になっていた、というのがあります。といっても、内容をあまり覚えてはいなかったのですが(エンディングでアンドレがオスカルの名前を、途中から叫ばなくなったなぁとかは覚えているんですけどね)。声優さんに櫻井さんがいたらとりあえずは買っていたでしょうが、いなかったので保留状態でした。

「薔薇に隠されしヴェリテ」
ざっくり説明すると、オーストリアの皇女アントーニアことマリー・アントワネットの世話係をしていた主人公リーゼが、皇女の嫁ぎ先のフランスで身柄引渡しの儀の最中、やむなくアントワネットの身代わりをしなければならない事態に陥り、その後しばらく役目を務めたが用済みとなった途端パリの街に放り出された挙句、色々あって故郷に帰れなくなり、フランス革命に巻き込まれていくお話(ざっくり過ぎてひどい)。

メイン攻略対象殿方たち
【ルイ16世】出逢った当初はまだ王太子
【フェルゼン伯爵】史実では言わずと知れたアントワネットの想い人
【ラファイエット公爵】貴族なのに軍人。イギリスに対して思うところがある
【ロベスピエール】弁護士を目指してる大学生
【ダントン】弁護士。パリに出てきたばかり
そして、彼ら全員のいずれかのエンドを迎えると、隠し攻略キャラある意味ボスキャラが攻略解放となる

概ね史実の流れ沿って話が進むため、革命が起きた後からはもう、重くシリアス状態が最後まで。甘さは時々あるくらいかな？ 話が話なだけに、空気読まないで浮かれたりされたらVitaを放り投げてたかもしれないけど、そんなことはなかったので、その点は良かったです。割と史実に忠実すぎて、ゲームなんだしフィクションなんだし、そこまでじゃなくてもなーって思う面もあったり。この辺りの按配は、好みによるのでしょうね。
選択肢は全て二択なので、難しくはなく。4章まで共通で5章からは好感度が一番高い殿方ルートへと進んでいく形式。彼らの人となりが大体わかってからのルート移行のため、流れは自然で個人的にオーケーでした。初っ端から対象を選ぶ形式は、いまだにどうも苦手でして。プレイはするけど。

以下、ネタバレを含めて個人的備忘録として思うまま書き散らしますので、問題ないよ！な方のみどうぞ。

畳んだ先

攻略順
ルイ16世 SPのみ
ロベスピエール 史実、SP＋後日談
フェルゼン伯 史実、SP＋後日談
ダントン 史実、SP＋後日談
ラファイエット侯爵 史実、SP＋後日談
ロゼール伯爵 史実、SP＋後日談
ルイ16世 史実、SP＋後日談

最初はアントワネット様の結婚相手、王太子ことルイ・オーギュスト、のちにルイ16世となり、庶民となった後はルイ・カペーと名を変える彼を攻略対象に。
いやーこの人、いや陛下、またはジャック(庶民に扮するときの仮の名前)さん。自分の感情に疎く自覚がないようで、恋愛モードにならないならない。そのくせ、リーゼをそばに置きたがる。周りの人間はみんな、リーゼのこと好きだよね？？と。まあ、立場上しょうがないといえばしょうがないのでしょう、けど。もどかしさナンバーワンかと。まあでも、嫌いじゃないです。ただ、遅すぎー！
亡命中のエリザベート王女が可哀想。トラウマになるよな。
ルイ16世、最初に迎えたエンドが、SPだったが、後日談もなく『FIN』とぶった切られたため、「えっ？？？」状態でしばらく放心状態でした。
だって、処刑〜エンディング〜ジャック生きてた。パリ市街を彷徨う〜FINですよ？リーゼと再会しないの？とりあえず、生きてたから良かったね！なの？SPエンドがこれ？と、状況をうまく飲み込めず。
モヤモヤを抱えたまま、次の対象へ向かいました。

続く。