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同人サークル”桃缶奉行”の活動情報&個人的趣味ブログ
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前回から、乙女ゲー薔薇に隠されしヴェリテ(略名知らないので、表題は適当)の攻略後感想を思いのままに書きなぐっていますので、まとまりない文章かつネタバレオーケーな方のみどうぞ!


畳んだ先
◆ツンとデレの割合は、9:1ぐらい?
次は、ロベスピエールさん。初回は陛下と心に決めていたけど、プレイ中、彼にかなり心を揺るがされていました。
リーゼのことを端から怪しみ、言動がいつも苛々している見ているこっちが居たたまれなくなる人。彼女が言い間違えたあることを、いつまでも根に持っていた面倒くさい人。なのに、彼女が泣いていたら慰めに舟遊びに連れてってくれたり、落ち込んでいたら頭ポンポンして褒めてくれたりと、作中でリーゼも言っていたが、冷たいんだか優しいんだかわからない本当に素直じゃないキャラ。だけど、私には、とても可愛くて愛おしく思えたキャラでした。
共通4章の不意打ちのキスシーンには面食らいました。まさか彼にリーゼちゃんのファーストキスを奪われるとは。共通ルートで特定のキャラとこんなシーンがあるとは、という面でも度肝を抜かれました。あれ、そういえば、英国探偵ミステリアのルパンのキスは、共通ルートだったっけ?うろ覚え…
今回、プレイ中は公式サイト及び、攻略サイトは一切見ないという制約を課していましたが、エンドは史実とSPの二種類があると、どっかから情報を入手したので、とりあえず美味しいものは最後にとっておくタイプの私。まずは史実(大体のキャラは死にます)から迎えようと、好感度を適度に操作しつつ、計算通り史実エンドから。
いやー辛かったです。断頭台で処刑されるとわかっているから、余計辛い。最後の方の、畳み掛けるような逮捕劇。作中の文字の描写が足りなくて、ロベスピエールがどこを撃たれたのかSPじゃないとわからないという不親切っぷり。みんながみんな、史実に精通しているわけじゃ無いですから。まあそうでなくてもこのゲーム、総じて主語が足らない場面が多々あるんですよね。一応話の流れでわからなくはないんだけども、わかりにくい部分が結構あるのがマイナス点。あ、話が逸れた。
逸れたついでに、その前にも、好感度が低いが為に解放されないシナリオ(ロベスピエールルートの場合、アントワネットがオルレアン公に招待された舞踏会で、リーゼが裸で踊りを強要されるという話)が、あたかも経由した状態で進むその後の話。あれは正直勘弁して欲しかった。なんの話かちんぷんかんぷん。頭の中???が浮かんだまま進めていくと、かろうじてなんとなく話が見えるような?という感じでしたので、ちょっと不親切な仕様だなと。そこで、そういえばルイ16世の時もいつのまにか錠前と鍵を貰っていて、「そんなことあったっけ?私も記憶を消す薬を飲まされたのか?」という流れがあったことを思い出しました。経由しないなら、その後のイベントは、掻い摘んで説明する補足の描写をきちんと盛り込むべきなのでは?と、感じました。
と、まあ、解放されないシナリオがあっても最後まで進み、エンドロール→断頭台→エンドロール→FIN、と、史実エンド終了。
今にして思えば、SPエンドの後に史実エンドの方が、話の流れ的にしっくりきたかも…と、この段階では全く気づくこともなく。仕切り直して再度、ロベスピエール攻略へ。
途中、やっとちゃんと名前を呼んでくれる部分があって、その後のリーゼちゃんが浮かれて鼻歌まで歌ってたのが可愛かったです。
国王処刑の件で仲違いし、リーゼが「実家に帰らせていただきます」とフォルタン・ホテルに戻った後に、サン・ジュストがリーゼを襲いに行くんですけど、彼のこの所業はほんと酷かった。ロゼールは良くやったと褒めてたけど(実は私も思ったごめん、リーゼ)。この時、ハンカチを口のなかに突っ込まれてと思うんですが、彼女の両手はどういう状態だったのですかね?サン・ジュストが片手で彼女の両手を掴んでたのかしら?それとも縛り上げていたとか?ここの描写も推測するしかなくて、もう少し説明が欲しかったところです。
話戻して、ロベスピエールには、ここまでやらないと動かないことがわかってるから彼の為にそれを実行するサン・ジュスト。彼のことを理解し過ぎてて正直怖い。そして、主人公形無しだよ。もっと頑張らないとヒロインの座が危ういよ!一応リーゼはこの後、逃げない、諦めない、覚悟を決めると、ロベスピエールに誓うんですけどね。
共通章では、慰めてくれたり褒めてくれたりと、普段冷たくてツンツンしてるくせに、やけに優しかったりと素直じゃない態度を見せてくる可愛かったけど、話が進むにつれて、だんだんと余裕がなくなって追い詰められて息苦しくなっていく感が、辛かった。融通が利かない、不正が嫌い、納得いくまで追求する、後悔しない取捨選択をし、そのためならどんな犠牲も厭わない…いや、心では嫌だって思ってるんだけど、民のために為すべきことという状況と立場にいるようになってしまったから、それを選ばざるを得ないのだけれど、それを態度では表さない(サン・ジュストは気づいたみたいだけど)、かつ、それらでガッチガチに自分を武装してというか、スキを見せない感満載だったのが本当に辛かった。早く楽になりたい。
そんなこんなで好感度を上がる選択肢を選択し続け、迎えましたSPエンド!貴族ポイントと平民ポイントもちょうど良かったのか、陛下の時と違い、シナリオ全て解放でき、フルコンプリート!
コンシェルジュリーでリーゼが看守に化けて会いに来た後、彼女が持ってきた身代わりの薬は飲まずに自ら壊して、翌日、仲間とともに断頭台へ。史実エンドはここまででした。
SPではこの後エルザとロゼールが訪ねてきて、その時は、彼らの用意した薬を飲み、生きながらえる。この時は極限状態だったのか、本能で生きることを選んだ彼。この選択は個人的には納得出来たので良かったです。あと、彼の身代わりになった人物も、ある意味責任を取った形に思えたのでその点も。この時点ではまだ、この人の正体知らなかったですし。
そして後日談。怪我の具合が少し回復した頃、リーゼに逢いに来てくれましたよ!その時の台詞がまた素直じゃないというか。でも多分、それだけじゃないから濁したとも言えて、そこがまた彼らしい。後日談その2の、ノートルダム大聖堂で言ってくれたことも、正直で好きです。
二人続けて断頭台は精神的に辛かったため、次はこの革命後も生きていたフェルゼン伯かラファイエット侯にしようと思い、フェルゼン伯にしました。史実だとアントワネット様と両想いだったらしいスウェーデンの貴族、このゲームだと相当な女性好き。リーゼにどのようにアプローチしていくのがお手並み拝見〜となりました。
続く。
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